日曜日, 1月 13, 2008

嵐をオーケストラに例えたら

大野くんは第1バイオリン

ニノは第2バイオリン

相葉ちゃんはチェロ

櫻井くんはコントラバス  (娘の意見ではドラムス)

松潤はフルート (娘の意見ではクラリネット)

大宮(大野くんとニノ)の奏でる透明感のある主旋律に、濁点たっぷりの相葉くんと重量感ある櫻井くんの声が厚みを加え、松潤の甘~い声がトッピングされて艶やかさを増しています。

バリエーションは色々で、ニノの声がトランペットになって鳴り響くこともあるし、相葉くんの声が華やかなビオラみたいになることもあります。

この5人の声のバランスはすごく良くて、この調和の世界を創り出したジャニーさんは天才だと思います。

ただこの、フルートがなぜか外れることがあるのね。昨年のFNS歌謡際とか。*MAPが歌うのを見て、郷ひろみとか色々見て、嵐が出た時、「ジャニーズは実力がないって言われることも多いのだけど、嵐は違うね」などど、娘と話していたのですが、彼が外れたところで、あ~ぁ、って、顔を見合わせてしまいました。

松潤は櫻井くんに近づこうとしているのかもしれないけれど、松潤の声質だと、打楽器的にやってもドラムスにはならずに小太鼓になってしまう。5人の編成ではバランスが取れないのでは。

せっかくの甘い声を持っているのだから、自覚的にそれを生かして欲しいと思います。その声の甘さは嵐で一番で、甘い声のニノよりももっと甘い。松潤の声はコンデンスミルクで固めた砂糖菓子のよう。ニノの声はグラニュー糖のよう。

松潤は、この曲の中で一番甘いところを歌うのはオレだ、曲を聞いているファンのハートをここでぎゅっとつかんでやる、という意気込みを持って、自分のソロパートを歌って欲しい。どうも、聞いているとそういう意気込みはむしろニノの方に感じられます。ニノはもちろんすごく上手いのだけれど、松潤はいい声なのに気持ちで負けている感じ。松潤の声が出てくるのを心待ちにしているファンもいるのに。

甘い声で中年、壮年までやれるのかどうかという疑問はあるかもしれないけれど、元祖砂糖菓子の郷ひろみは益々歌に磨きがかかっているようです。松潤はそれを越える、知的で上品で危ない中年の甘さを出せる可能性があるのでは。

歌の上での自分の役回りにまだ迷いがあるから、音を外してしまうのか。GRAのお習字で松潤が、上手に書こうと緊張しすぎてかえって段を落としてしまったのが思い出されます。

歌も真正面から歌って欲しいです。*MAPの誰かが歌はネタにしてしまって人気を上げているとしても、まねることはありません。嵐は嵐であることを突きつめることによって、世界に対峙できると思います。

って、ここで書いてるだけではしょうがないですね。またファンレターを書こうっと。

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