土曜日, 1月 12, 2008

中耳炎その後/近所の耳鼻科

嵐の曲をイヤホンで聴くとき、いつも左耳だけで聞いていました。右は口腔癌の放射線・手術後に浸出性中耳炎になり、何かと調子が悪かったのです。

でも、やっぱり両耳で聞きたいので、ちょっと両耳で聞いてみました。そのせいでもないのかもしれないけれど、今朝、右耳から血の混じった液体がダラダラ出てきちゃいました。

中耳炎の経過を書くのはずっとサボっていたのでまとめて書くと、

○術後1年後くらいで、中耳炎の治療として、風通しを良くするため鼓膜に穴を開けて小さな管を入れました。これは以前書いたと思いますが。その後一度それが抜けて、管を入れなおしました。管が抜けないように、耳掃除は自分ではしない、定期的に通ってお医者さんに掃除してもらうとのことでした。ある日耳垢の掃除をしてもらった時に、耳垢が管を固定している状態なので取らないでおきます、と言われました。ここまでは横浜市大医学部付属病院でやっていました。

○暫くは市大病院に通いましたが、大体調子が良くなり、遠い市大病院に通うことの方が大変になって、1年くらい前からは行かなくなっていたのです。耳掃除は気になったけれど、あまり触らないようにして、それでも大体、調子良い状態でした。

○職場復帰した頃から、ちょっと右耳の聞こえが悪いなあ、と思うことがありました。疲れているのかな、と思っていました。

○ある日、右耳からでっかい耳垢の塊がコロリと出てきました。殆ど耳栓という感じ。これじゃぁ聞こえも悪くなるな、と納得。取れた耳栓状の耳垢には鼓膜に通した管は見当たらず、あれはどうなったんだろう、と思いつつそのままに。

○先月の国際医療福祉大学三田病院の定期健診で、ついでに右耳を診て頂いたところ、もう一個、でっかい耳栓状耳垢が取れました。今度は管もそれにくっついていました。管が取れた後は鼓膜に穴が開いたままとのことで、良かったですねと言われました。耳管(耳と鼻をつないでいる管)の方は通りが良くなると思われないので、鼓膜に穴が開いていれば管を入れなくても内耳の風通しが良くなるため。管が取れたので、耳掃除もできるようになりました。

○右耳がすっきりした、というつもりで、ちょっと耳掃除してみたりしたけれど、ちょっと傷っぽく、あまり触らないようにしていました。良く聞こえるようになった、というほどでもなく、また中耳炎ぽくぽった~んと塞がった感じがすることもありましたが、何気なくいつの間にか治ったりしてました。あと、最近は耳鳴りもよくしています。まぁ、ず~っと耳鳴りはあったのですが。

○右耳でイヤホンで聞くのは鼓膜が振動するから良くなかったのかしら。『アラシック』のラップは右と左で交互に聞こえて来るので、片方では楽しみが半減するのです。昨日、両耳でフムフム、と聞いて、お風呂の後にちょっと耳掃除して、やっぱり少しでやめておこう、と思って寝て、今朝は耳から流血してました。



いやぁ、やっぱり血を見るとびっくりです。何となく時々つぅ~んと痛いし。土曜日なので知っているお医者はどこも休みでしたが、救急医療情報センター(横浜市は045-201-1199)に電話したら、近所で土曜日も開いている耳鼻科を教えてくれました。駅とは反対側の、普段行かない方にある、小さな個人病院です。

行ってみたら空いていました。うちの近所や駅の方の病院はどこもすごく混んでいるのです。おじいちゃんに近い感じの先生と、年配の看護婦さんが3人、なごやかな感じでした。口腔癌のところから説明して、耳を診てもらいました。中耳炎の再発と外耳炎を同時に起こしているそうです。感染症の点耳薬と飲み薬を処方して頂きました。それで程なく治りそうな感じです。

頻繁に通うのには遠い病院は負担です。実は先日市大病院の耳鼻科にも久しぶりに行ってみたのですが、お世話になった先生方は皆移動されているし、初診扱いで午後からではダメと言われるしで、結局診てはもらわず仕舞いでした。また行くには三田病院よりは近いですが電車を乗り継いで行かねばならないし、会社を休んで行かねばなりません。術後三年、定期健診は三田まで通っていますが、癌の再発・転移以外の、目や耳の後遺症の日常的な点検は近所の病院が助かります。今日の病院は土曜日も開いている上に空いているし、良い雰囲気です。また耳掃除してもらいに行こうと思います。

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