土曜日, 2月 17, 2007

退院しました(病院のいろいろ)

腰痛で入院していたうちのお父さん、今朝退院してきました。一応自分で歩き、階段の上り下りもOKでした。寝て暮らす分にはそう痛くない模様。無理をしなければ順調によくなってくれると思われます。

今までのブログで、大きな病院の横浜市大病院、癌研病院、国際医療福祉大学付属三田病院などの事を書いてきましたが、今回の病院はちょっとだけ大きめの、そう有名でもない町の病院です。入院病床84だったかな。たった一週間でしたが、夫は大変に退屈だったようです。4人部屋だけど、他の患者さんと全くといっていいほど会話がなかった模様。

男性の部屋は大部屋でも静かなことが多いようですが、特に今回の部屋は、夫以外の方はみんな80歳代くらいの感じで、私が聞いた言葉もごくたまに「痛い」と聞いただけ。寝たきりに近く、夫以外は皆さんおむつでした。夫も起き上がれなくて寝たきり、トイレまで歩けず尿瓶とポータブルトイレではあったので、寝たきり部屋に入れられたようです。
私は何度かご挨拶をしかけたのだけれど、反応があるのかないのか、話せるのか話せないのか、判然としない感じで、結局一度も会話はなしで退院してしまいました。お見舞いの方も殆ど見ませんでした。

夫によると、お1人は老人ホームから入院されていて、もう1人は今度老人ホームへ入る空きがあったからその面接がある、と看護士さんが告げていたとのこと。

夫は、もう分った、一週間で退院できて良かった、なんて言ってました。あの世界には行きたくない、今のうちに人生を楽しまなくては、とのこと。一ヶ月入院していたら、その世界に行ってしまうかもね、なんて話しました。

そのお隣は女性の4人部屋で、やはりご高齢の方が多そうでしたが、まだ話し声が聞こえました。こんなことからも、歳をとったら女の方が生き続けやすいのかもしれません。

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