このところ、嵐のBe with you を繰り返し聞いてました。
理想的な恋愛の歌だけど、理想的すぎるなぁ、と思いました。ただ、現実の恋人とこんな関係はなかなか作れないだろうけれど、嵐は5人いるから、5人で、私を満たしたり、励ましたり、支えたり、してもらえる、嵐の歌を聴いていると、私が私に還ることができるような気がする、と思っていました。
現実の恋を考えたら、翔君パートの
「君の目に映る全ての悲しみ、その痛み、ぬぐえたら」
は、そういう事を言う男ほど実際に女性とつきあうと自己中心的な行動をとって、手ひどい失恋をするよ、と思ったり。
松潤パートの
「遠い過去君が置き去りにした夢、全部かなえよう」
は、そんな事、無理でしょ。お気軽な男だなぁ、と思ったり。
でも、アイドルとしての嵐にはそれができてしまう可能性があります。実際、嵐の5人を見ていると癒されるし、夢を応援してくれて、自分達もどんどん夢を現実にしていく彼らには、力づけられます。
多分、翔君1人にはそれはできないし、松潤1人にもできない、私は大野くんが特に好きですが、大野くんだけでも全ては満たされないんです。よく彼ら自身も言っているけれど、嵐は5人。
Be with you は、嵐にとっても、「嵐」とファンとの絆をこめた歌なのかもしれません。
というのは、今日、久しぶりに2007年のTimeコンサートのDVDを見ました。嵐にとっての初めてのドームツアーの、最終日の収録で、終わりの挨拶の後に歌ったのが、Be with you でした。
お客さんが大きなドーム会場に何万人も来てくれるようになっても、それよりもその一人一人の応援してくれる気持ちの大きさの方が大事だ、と言ってくれた翔君。
みんなは一人じゃないから、オレがいるから、と言ってくれた松潤。それが口からでまかせでも、営業用のリップサービスでもなく、本気でそう思ってくれていることは、彼らをずっと見ていると分かります。
その後に、Be with you が来たんです。
「君」は、ファンの一人一人で、大野くんパート「その笑顔が その全てが 僕をいつも僕に還してくれる」は、ファンの笑顔が、嵐が嵐として歩いていく力になっている、ということらしい。
「夢、全部かなえよう」と歌っている松潤を見ると、この人が本気で、やってやるぜ、と、それに力を注ぐ事に喜びを感じながら、ファンの夢をかなえようとしているように見えます。
挨拶の時から泣いちゃってた相葉くんは、歌でも涙声でした。
大野くん、ニノ、相葉くん、とソロが続いて、ユニゾン(5人?)、大野くんソロを中心に、翔君、松潤のソロとユニゾンの展開も、じっくり聴き惚れることができます。
先日買った「ARASHI 5X10 All the BEST! 1999-2009」初回限定版Disc3 の、嵐の5人が選んだベスト10曲の中にも、Be with you が入っていました。
それに付属のブックレットを見たらBe with you の解説のところに、「”君”と”僕”を、そのまま”ファンのみんな”と”嵐”に置き換えられるような歌詞に「泣ける!」とファン人気の高いバラードである。」とありました。
同じように感じるファンが多いんですね。
#現実の1人の男性に同じ役割りを求めても無理だと思います。若いお嬢さん方、注意して下さいね。
嵐/SUMMER TOUR 2007 FINAL Time コトバノチカラ(DVD)
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