日曜日, 4月 22, 2007

色々なディスプレイ/地球シミュレータ

今、家にパソコンがないことはないのですが、これがなぜ使いにくいかというと、ディスプレイが細かすぎるのです。

画面の解像度が、最大2048X1536。それは高性能すぎて、細かすぎます。1600X1200まで落として使っていますが、それでもウェブの文字は細い小さい文字になり、目が疲れます。

さらに1280X1024にまで落とすと、字が大きくはなるけれど輪郭がぼやけてまた見えにくい。どうにも使えません。

音も、重厚なステレオで響いてきます。DVDを見ると差は歴然でした。そんな高性能の高いパソコンはうちでは買わず、もらい物です。私の弟が、買ったけど使えなかったらしく、置いていきました。現在このパソコンはDVDとワンセグテレビの視聴に主に使っています。

世の中のウェブの画面は、そんな高解像度のディスプレイ用には最適化されていないようです。多くのページはもっと控えめの解像度のディスプレイで見た時に見やすいように作られているようです。

注文した新しいパソコンの解像度は、1280X800ドットで控えめ。今時は昔と違って横長のディスプレイばかりのようです。ウェブ、ワンセグテレビ、その他のソフトなどを、横に並べて使えるように、ということらしいです。時代につれてディスプレイも変化しています。

ディスプレイと言えば、昨日、横浜市金沢区の海洋研究開発機構の地球シミュレータを見に行きました。地球シミュレータは超高速のスーパーコンピュータで、2002年完成時から数年間は世界最速だったそうです。コンピュータのマシンルーム自体は年に一度の公開ですが、これは今年度はウェブ上に広報はしなかったようですね(このリンクは古い情報)。体育館ないし倉庫のような建物の中に、ロッカーのような筐体に入った640台のスーパーコンピュータが並列につながれて、一つの「地球シミュレータ」として計算をしているというもの。

地球の上の温暖化とか、気象とか、海や空や地面の上での、様々な地球科学の問題の色々な課題を計算しているそうです。

マシンの公開は年に一度だそうですが、研究の成果を公開している「地球情報館」というのがあって、それは常に公開しているらしいです。昨日はどこからどこまでが「地球情報館」なのか、研究所なのか、境目はよく分からなかったのですが。

それで、地球シミュレータによるシミュレーション結果の(と思われる)映像を表示していたディスプレイが、半球型のディスプレイなのです。と、ここでやっと、ディスプレイの話に戻るのでした。

手元に地球儀のような小型の地球があって、それを手でくるくると回すと、ディスプレイ上の地球もくるくると回るのです。地球上の大気汚染のシミュレーション結果や、温暖化による海水温度分布のシミュレーション結果が表示されます。例えば中国の工業開発が進んだために大気汚染が日本の上にどのように広がってくるのか、季節を追って経時的に表示されます。すごい計算です。それが、半球状のディスプレイに、とてもリアルに表示されていました。

見学は土日・祝祭日以外随時、開館10 :00 ~17 :00、無料だそうですから、是非いらして下さい。地球は一つ! かけがえのない地球を考える手立てになると思います。

ディスプレイとして思い出すのはもう一つ、日本科学未来館にあった、球体のディスプレイです。宇宙から見るように、地球が映し出されています。元宇宙飛行士だった毛利衛さんが館長さんで、ご自分が宇宙から地球を見た時の感動を伝えたいとのことで設置されたそうです。

だいぶ目がしょぼしょぼしてきました。この辺で。

2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

そりゃ、見にくいディスプレイを凝視しながらこれだけ長いのを綴れば目もしょぼしょぼするでしょうよ。んで、相変わらず難しいことをかんがえてるなあ~

 あの、一応確かめとくんですが、ディスプレイってこの画面のこと?

オルゴールぴょん さんのコメント...

そうそう、見ている液晶画面。昔はブラウン管だったりしました。ブラウン管の頃はもっと目が痛かったね。

でね、地球情報館や日本科学未来館ではその画面が半球だったり、球体だったりして、目の前に地球を見ているようなのよ。

しょぼしょぼは老眼もあるのかなぁ、トホホ。

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