仕事始めは昨日でした。上司が休みで、リラックスできました。
ぼちぼち調査を始めようと思ったけど、意外にスイスイ進んで一件上がり。
技術者の特許提案の内容と重なる特許が既に出ているかどうかを調べます。分類やキーワードを組み合わせて検索して一通り見て、ひょっとしてこれなら出てくるんじゃないかな、と、さらに広い範囲で見たら、ばっちりほぼ同じ内容のものがありました。
同じ内容の特許が既にある提案は、特許申請しても審査で拒絶されてしまいます。
そこで、調査担当としては、そこを乗り越えて、さらに提案を改善した上でせっかくの開発の仕事を生かすように、権利化担当の人や技術者に頑張ってほしいんです。だから、一生懸命、近い特許を探すんです。
だけど、昨日の提案の権利化担当の人は、ちょっと目上の人なのですが、いつも、「どうやってつぶそうか」って、考えてるみたいなんです。ボツにしたいらしいんです。
そういう権利化担当には、ばっちりのを教えてあげたくなくなっちゃいます。いつも、私が近いのを見つけると、簡単にボツにしているらしい。
ま~、なかなか新しい特許なんて、書けないのは確かなんですが。自分の経験としても、自分が考えるようなことは、大抵、既に誰かが考えてるのです。で、審査官はそれをみつけてくれるわけ。
でもそこで、技術者の方は内容に愛着があるから、何とか活かしたい。既にある他の特許との差を出せば活きることがあるんです。
だから審査よりも前の提案時点で、せっかく近い特許を探すのに。権利化担当がボツにすることばかりを考えていると、腹がたちます。
「活かしてやって下さいよ、いい提案だと思いますよ」って言ってみたりすることもあります。今度は怒鳴ってやろうかな。いえ、怒鳴りませんけど。開発部隊がどれだけ苦労しているか。
でも、調査担当は調査するだけだから、そのまんまに報告書を書いて、一件上がりです。
今日は仕事の後に、新宿までスキーキャンプから帰ってきた小5息子のせんべいを迎えに行きました。初めて行った時は年中さんで、新宿から家までつれて帰るのが大変でした。
5年生になり、重い荷物も自分で持って、ちゃんと家まで歩いてたどり着いてくれました。
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