水曜日, 8月 13, 2008

魔王の恋は:その2

嵐・大野智、生田斗真ダブル主演『魔王』。成瀬領は11年前、弟を殺され、それが元で母親も死んで、1人になってしまった。その復讐のサスペンスドラマ。

なのですが、成瀬は、なぜそんなにも、復讐しないといけないんでしょう。自分が受けたのと同じ悲しみ・苦しみを、再生産していることは分かっているはず。

ドラマでは、まだ、犠牲者は増えるんだろうなぁ。もう3人死んだから、弟と母親の2人より、多いよ。まだ気が済まないの?

成瀬領は本当は間中友雄=「11年前に死んだ英雄の兄」で、友達の成瀬領が死んだときに入れ替わったんですが、その時に本当に悪魔と話でもしたのかしらん。

全部の復讐をやり遂げたら、弟とかあちゃんに会わせてやる、とでも言われたのかな。あの、山野を見下ろしていた『赤い目』の正体はまだ不明ですから。普通じゃない何かの理由が、あるんでしょう。芹沢も言うように、成瀬=間中友雄は元々は善人のようですし。

成瀬に赤い封筒で写真が送られた、と聞いて心配して、なんと、しおりさんが来てくれました。驚き、嬉しさ、とまどい。かばんを落としてしまうほどに居ても立ってもいられず、追いかけたい。けれど、「僕に、人を愛する資格なんて。」

この2人のラブシーンは、可能なのか。

傷ついた成瀬領、愛にひたらせてやりたいですわ。。愛する資格はなくても、愛される資格はあるのよ、しおりさんが、その気でいてくれる限り。成瀬の真の姿を知っても、その気でい続けることができるなら。

どうもひっかかっているのですが、第一話で、まだ成瀬としおりさんが話をするようになる前、教会で成瀬が後ろからしおりさんを見ていた目が、怖かったんです。あの子かわいいな、って思ってる目じゃなかったね。

弟の事件の第一発見者だって、知ってて、残像を読み取る力を復讐のために利用しようと、あの時から思っていたんでしょうか。成瀬は思い通りの残像を残すワザも身につけているようだし。

しおりさん、まさに悪魔に利用されて、今回(第6話)でも、結局、池畑を陥れるために役立ってしまいました。

どこまでこの恋は、絶望的なんでしょう。写真が来たからと心配してしおりさんは来てくれたけど、写真を受け取ったのも狂言だし。

天使の仮面のままではいられないのが恋心。「愛する資格」を仮面ではなく考えているところが、魔王にしては良心的です。魔王の恋は本物の恋!  どうなっていくんでしょうね。

暑くて寝られないので、ぐだぐだ書いてしまいました。

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