土曜日, 8月 09, 2008

迫る真実 『魔王』第6回

嵐・大野智、生田斗真ダブル主演『魔王』第6回、見ました。

魔王、怖いッス。しおりさんとの恋の行方の場面での悪に手を染めてしまった人間の恋の表情なども、見所満点なのですが、それだけでなく。

超絶にかっこいい大野くんのハッとさせられる演技の連続というだけでなく、複雑なストーリーが加速度的に面白くなって、あわゎゎゎゎぁ、、、と、引き込まれっぱなし。

「僕に人を愛する資格なんてない」悲しみは止まらない。前回の「もう、止められないんだ」に続き、本当は止めたい、愛にすがりたい、という魂の声。  

それでも、3人目に手を下してしまうのか。

成瀬の「真実」は、「まるで嘘のように消える真実」(主題歌Truth)。「真実はねじ曲げられない」の言葉の通り、成瀬の作り上げた虚構の真実は、そらちゃんの涙やしおりさんや芹沢の、復讐をやめさせたいという願いの前に、崩れていきます。悪役の池畑が言うことさえ、成瀬が言っていることよりは真実なんだから。

でも、かつて池畑が弟英雄の死にまつわる真実をねじ曲げた事の罪の方が勝ってしまいます。もう、「全て奪われたこの世の果て」の悲しみが、全てに勝ってるんでしょう。

「愛を雨のように降り注ぐ」(Truth)には、あそこでしおりちゃんがドンっと、成瀬さんに抱きつかなきゃならなかったかも。

切なくて怖そうな続きの第7回、見逃せないです。
 

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