特許調査の仕事をしています。
癌の治療で休職して、復帰してから、それまでの開発の仕事から今の仕事に変わりました。
調査の師匠に弟子入りして教えてもらい、仕事が変わってもうすぐ2年になります。
先期は、調査の件数をもっと増やせ!と、要求されましたが、今期は、件数はさらにちょっと増やした上で、さらに特許の一般的な研修と、調査の仕方の教育をやるように、と言われました。
特許調査の多くの部分は外部の調査会社に発注します。私も調査会社の方に転職したらどうかと言われたこともあります。調査会社の社員だったら特許調査だけをやればよいけれど、今の会社にいて特許調査をやるのなら、調査だけじゃダメなんだって。
特許法の研修も受けました。条文の文章と解釈で、ある特許が認められたり認められなかったり、かなり理不尽な事も実際に起きていて、法律に興味が無い私にとっては頭の痛い研修でした。
今日は、社内のある部署の依頼で特許調査の教育がありました。メインの教育担当の方がいて、サブの担当に私が入り、権利化担当の方がご意見番で入り、開発部隊の技術者が生徒さん。
私はメインの方の話を聞きながら、まだまだ知らなかった事やあやふやな事が色々あるなぁ、と思いつつ、コピーを取ったりの雑用係をしました。
だけど、一応私は調査を専門にやっているので、メインの教育担当の方よりも感覚的に分かる部分もありました。それなりに専門家のコメントを付け加えることができました。
今度は、新人さん相手に私がメインで特許調査の教育をしなければなりません。景気はまだまだ悪いですが、こんな時なのに、新人さんが入ったんです。
かなり不安でしたが、今日見た内容を真似て勉強して、それなりに教育ができるかもしれません。
2 件のコメント:
なおとです。今更ながらかなり専門性の高い仕事をされていることを尊敬します。只今無職の私にとっては、どの位の段階で就活を始めようかと漠然としか考えていません。なにせ命あっての「ものだね」なので必死になって考えていません。ある程度のものが普通に飲み食いできるようになることが今の目標です。
なおとさん、こんばんは。
今の仕事は専門性は高いのですけど、一旦退職したら、きっとなおとさんの方が再就職の可能性は高いかもしれませんよ~。何の資格も持ってるわけじゃありませんから。結局会社から離れられずに何とかしている状態です。
何か、病気の事に理解のある職場があるとよいですね。誰でも病気にはなるんですから。
意外と世の中の人は優しくて、体を壊してまで働くものじゃない、っていうことは多くの人が分かっているのだと思います。
病気の経験者だからこそ、他の人よりもよい仕事ができるということもあるはずと思います。
今は体調第一で、楽しい事をみつけて過ごして下さいね。
コメントを投稿