嵐の一番の謎は、大野くん。
この人のスイッチは、舞台の上でないと入らないようです。その時の魅力が、半端じゃない。歌、ダンス、殺陣。私はまだ映像でしか見たことがありませんが。
バラエティでしか見ていないと想像もできないような姿を現します。華麗で神秘的。この人の舞台は一万円払って見に行く価値があると思う。
auのCMも見ました。『呼びかけ編』では、翔くん、相葉くん、松潤、ニノのそれぞれが、それぞれの普段の仕事場で携帯で話していて、自然なのに、大野くんだけはおおぼけのお殿様姿。『サポート編』では、他の4人も安心して眠っている姿だけど、大野くんはひときわ子供っぽく手足を投げ出して寝ていて、その寝顔の口に翔くんが赤いガーベラの花を挿します。
お殿さまのボケと天真爛漫な寝姿の後に、ガーベラをくわえた華麗な顔が映し出されます。このコマーシャルを作った人は、この人が眠りから覚めてスイッチが入ったらどれほどの変身をするか、知っているのでしょう。大野くんの価値を知っていると、彼の寝顔にガーベラがとてもよく似合うと思うのです。知らない人にとっても、お殿様との対比は印象に残るでしょう。このCMの主役は大野くんですね。
だけど、実際は、この人は目が覚めてもスイッチが入らないのです。起きていても、寝ぼけているような感じなんですねぇ。
スイッチは舞台の上でしか入らない。だから、チケットを買う意味があるんです。
2 件のコメント:
おもしろい!といつも読んで笑ってます。
この分析、どこかで同類を見たぞと思ったら、中野翠の斎藤佑樹くん本だ!!新書よ、これ。
中野翠の本って、「斎藤祐樹くんと日本人」(文春新書)かぁ。斎藤祐樹くんって、ハンカチ王子として有名になった人だね。大野くんよりかなりメジャーじゃん。大野くんもこのCMでちょっとは知名度が上がって欲しい!
私が大野くんに寄せる気持ちが中野先生からハンカチ王子への気持ちと同類だったとは、光栄でございます。
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