火曜日, 7月 15, 2008

単価の高い特許調査

以前、単価の高い特許調査として、米国特許の無効化調査が1件10万円だったと書きました。

米国出願前の米国特許調査はそれよりも安いけれど、国内出願前の国内特許調査よりは高いそうです。

最近は、さらに高い調査に触れる機会がありました。テーマ調査といって、特定のテーマについての動向を調べる調査。50万円とありました。私が今やらせて戴いているのはその50万円の調査の続きで、調査対象期間が短く前回が参考になることもあり、10万円。

私自身がもらうのではなくて、外注するとしたら発生する、一応ついている値段ですが。

で、さらに、訴訟関係の無効化調査は、訴訟で何億円を払うか払わないかがかかって来るもので、もっと高いのかもしれません。でも何千件から1万件でも見ないといけないし、それでも見つからなかったら、特許以外も探さねばなりません。


ま~、特許調査も大変ですが、思うのは、やっぱり前の職場の方が大変でした。ここからは色んな職場が見えるので、前の職場が特別なのがはっきりと分かります。

前の職場以外のところから依頼された調査の進め方が、とてもノンビリしています。私が早く報告すると、困るらしいんです。

特許部の他の同僚の話でも、前の職場の『特許意識』は高く、会議の緊張度がよそとは違うとのこと。それが当然だと思ってやっていましたが。

そこから逃げて来たのだけれど、よそのあまりにノンビリしたところを見ると、腹立たしくなってしまいます。あんな進め方の所と、前の職場とで、給料は同じなんだろうなぁ。

私自身、移動してきて、給料は以前と同じです。短時間にしている分、残業続きだった頃よりは少ないですが。

今がラクでいい、とも言い切れません。そう思うほどにはラクじゃなくて、余裕はないんです。

短時間勤務でも仕事に精力の大部分を取られて、他の事をあまり考えなくなりました。って言うか、他には嵐のことばっかり、かな。で、通勤で時間も余裕がなくて、慌しい。

やりかけていた放送大学の受講とかは、挫折状態。来年挽回の予定です。

メーカーの正社員じゃ、こんなものなのでしょうかね。

グローバル化の時代にはワークライフバランスを実現しなければ。免疫増強のためにも。

まだ改善の余地はありそう。

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